医療・介護福祉への臨床アロマ導入とアロマシールや香り関連商品の製造なら
AGLAIA
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がん患者さんは、患部からの分泌物等により特有の病臭が発生して大きなストレスを感じていることから弊社ではその成分を特定し、精油のみで消臭(消臭率をゼロにする、官能試験で感じなくなるレベル)すべく取り組んでおりました。
すでに医薬品ではメトロニダゾール液や軟膏により匂いの軽減ができますし、消臭パッドもあるかと思いますが、「アロマ」という誰でもが手軽にできる手段としてデータを蓄積することができました
がんの病臭の特徴としては「ジメチルトリスルフィド」が主な成分として挙げられその他ノネナールやヘキサナール等多数の成分が関係していますが、各精油ごとに潰瘍の悪臭への消臭剤効力試験方法(化学的消臭)による消臭率や官能試験を行いました。
*精油の匂いでごまかすマスクキングではなく、各精油が各悪臭成分に対する消臭率を算出
■パターン1)たくさん芳香・拡散すると93.2%まで消臭。ただ精油の匂いがきつくなるので治療中ではしんどいのかも・・・。不必要な精油の拡散は自社のポリシーに反するためいくら消臭率がよくても却下しました。
■パターン2)アロマシールに精油ブレンドを0.025ml垂らして胸元やリネン類に貼る。精油そのものの匂いはあまりせずほんのり香る程度の濃度。消臭率は少し下がり64%ほど。精油ブレンドの種類により「49.5%」「51.0%」「43.9%」など消臭率に違いが出てきて、香りの良さをとるか消臭率をとるか・・など悩みましたが、バランスのとれた64%の消臭率のブレンドを採用。消臭率はガス感知器で試験。実は人間の鼻の方が優秀と思っているので官能試験も実施。官能試験は6段階臭気強度表示法に基づきどの精油ブレンドも0.5~1.0の間で収まりました。ジメチルトリスルフィドの匂いは消臭率64%でも官能試験では無臭に近く!残りはジメチルトリスルフィドやノネナールと混ざっても問題がない精油の良い香りの力を借りましょう♪いつも科学的な数字と官能試験では開きがでるので不思議です。
乳がん患者様の団体、患者様個人、乳がん患者様がいらっしゃる医療機関様等については上記の香りをつけたアロマシールを無償提供致しますので潰瘍臭のケアにお役立てください。お気に召さない場合は、返却あるいは破棄していただいてOKです
乳がん患者さんへの使用が代表的ですが、その他婦人科等の悩みでも活用できるかと思っています。
ジメチルトリスルフィドだけでなく、ノネナール等でも0~0.5の官能試験結果となり上々です。
ある特定の精油ブレンドを垂らし貼るだけで悪臭を退治し患者さんの生活の質を向上させることができるので素晴らしいのではないでしょうか?
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